連続ロック小説「狼ロック」(不定期更新)
| 第1話「原宿駅前テント村」 1986年、原宿駅前テント村。原宿駅の真正面だ。駅の向こうには明治神宮の森が見える。 オレ達はパンクス。その原宿駅前のテント村で働いている。 オレ達の仕事は、土日以外は、まるで暇だ。とりあえず缶ビールを開けりゃいいのさ。 オレの店は革ジャン屋だ。古着の革ジャンが置いてある。 その奥でビール片手にマンガがおもしろい。 それに飽きれば外に出て、向かいのテントのアクセサリー屋のヘビメタ兄ちゃんと談笑でもしてりゃいい。ギャハハハハー。 原宿に存在してるオレ達は、エラいゼ。 全てを見下すゼ。 かっこつけてない奴は、オレ達を見上げるしかねえんだ。 |